Aキーのブルース進行とルートの確認

今回からしばらくペンタトニックスケールのポジションを覚えるのにあたって、「A」「D」「E」のポジションから始めようと思います。

実際のところ1つのポジションを覚えておけばフレットをずらせば全てのキーで応用できるので複数のキーでせつめいする必要はないのですが、私が個人的に使用頻度が高いと思う「A」と「D」と「E」に絞って進めていきます。

「A」と「D」と「E」はそれぞれベースの開放弦の音でもあることからロック系のジャンルで使われることの多いキーでもありますし、この3つを自由に使えるようになればブルースへの応用もしやすいからです。

Aキーのブルースコード進行

ペンタトニックスケールを使いこなせるようになるために直接は関係ないのですが、王道のAキーブルースのコード進行を覚えておきましょう。

Aキーのブルース

この12小節の極めてシンプルなコード進行は、ロックやブルースのセッションをするときの定石のようなものでスリーコードといいます。
(AとDとEの3つしかコードが出てきませんからね。)

このスリーコード進行が1つ身についていればあとはフレットをずらすだけで、どのようなキーのスリーコードのブルースにも対応できるようになりますので、まずは基本パターンとしてAキーのブルースのスリーコードを暗記しておきましょう。

ちなみに、ディグリーでこのブルース進行を書くとこのようになります。

I7 IV7 I7 I7
IV7 IV7 I7 I7
V7 IV7 I7 V7

ルートの確認

それではAキーのスリーコードでのルート音のポジションを指盤上で確認しておきましょう。

ルートのポジション

4弦5フレットのA音をキーにすると、「D」と「E」は上の例のような位置関係になります。
ディグリーネームでいうと、I7とIV7とV7となります。

コレでGキーでセッションしたい場合は、全体的に2フレット分だけ低くすればOKですし、3弦3フレットから弾き始めればCキーのスリーコードで演奏することができます。

ダイアトニック的に見ると?

Aキーのスリーコードのブルース進行を見るとA7、D7、E7となっていますね。

ダイアトニックの勉強をした後であれば、IM7とIVM7とV7の関係になるので、「E7はともかく、AM7とDM7になるのでは?」と疑問が出てくるかもしれません。

でも、実際にAM7やDM7のように演奏してしまうとブルースらしさやロックっぽさは全然感じられません・・・

IM7やIVM7をドミナント7thにすることは音楽理論の基礎から外れてしまうような気がしますが、これはその昔ブルースの発生時には賛美歌にあわせて即興で歌ったブルースの少し不安さを含む音階に由来していて、ペンタトニックの誕生にも関係しています。

また、これがペンタトニックスケールがメジャーキーの曲でメジャーペンタトニックでもマイナーペンタトニックでも使えることにも関係しています。
(マイナーキーの曲で、メジャー・マイナーのどちらのペンタトニックを使っても不自然じゃありません)

音楽理論的に正しくなくとも、ブルースやロック的にOKで良いフレーズや曲が作れればOKです。

前述のスリーコードのブルースコード進行は慣用句として必ず暗記するようにしましょう。

しつこいようですが「必ず」です。

必ずこのスリーコードを暗記しておきましょう。

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