ダイアトニックコードとは、メロディーに対して適したコードを導き出すのにとても便利な手法で、基本的には4つの音を積み重ねたコードのことを言います。
以前「コードの基本はド・ミ・ソ」と書きましたが、この3つの音で構成されたものは「トライアドコード」といいます。
少し難しい部分も出てきますが、1ページあたりの情報量を少なくして、ちょっとずつ進めていきますのでしっかり付いて来て下さい。
ベーシストにとってコードの知識はなじみが薄いでしょうから、音楽理論の中でもベーシストが敬遠しがちな部分もありますが、ダイアトニックコードの知識はコード進行中に使える音の選択や、作曲・アレンジにもとても役に立つので勉強しておいて損はありません。
それでは、まず初めのまとめとしてダイアトニックコードは基本的に「4つの音の積み重ね」であるということ、「メロディーに対してどのようなコードを使うことができるのかを導き出す」ことができるということだけ覚えておきましょう。
それでは次回からダイアトニックコードについて勉強を始めていきましょう。