チャーチモードとは

メジャースケールの運指のままで、第6音から弾き始めると並行調の関係にあるナチュラルマイナースケールになりますが、実はメジャースケールを細かく見ると、さらに多くのスケールを導き出すことができ、コレをチャーチモードといいます。

チャーチモードとは日本語では教会旋法といいまして、「チャーチ=教会」「モード=旋法」。旋法は平たく言えば「スケールの使い方」という感じでしょうか。

そのチャーチモード・教会旋法とはどのようなものかといいますと、メジャースケールの始点をずらすだけで7つのモード(スケール)を導き出すことができ、様々なフレージングやニュアンスを生み出すことができるというものです。
つまり、メジャースケールの始まりの音が変わるだけで7つの表情を使い分けることができるということですね。

7つのモードにはそれぞれ名前が付けられていて、それぞれ下記のようになっています。

  • イオニアン
  • ドリアン
  • フリジアン
  • リディアン
  • ミクソリディアン
  • エオリアン
  • ロクリアン

・・・こうやって書くとなんだかとても難しそうで覚えにくいですね。

それもそのはず、メジャーやマイナーのように聞き覚えのある単語とは違い、モードの名称は古代の地名に由来していて、ドレミファソラシドのなかった時代にそれぞれの地方で独自に歌われていた(演奏されていた)旋律を聖歌隊を抱える教会が7つのモードとしてまとめたものがチャーチモードで、私たちには馴染みのない地名ばかりなので覚えにくい・聞き覚えがないんです。

だからチャーチモードはメジャースケールやマイナースケールよりも歴史が古く、実際に教会がまとめたモードをさらに統合させたものがドレミファソラシドなどのスケールの原型となったのだと言えます。

チャーチモードの覚え方

聞きなれない地名に由来するモードは当然聞きなれない単語ばかりですので特に私たち日本人には覚えにくいものです。

普段に日常会話で「ロクリアン」とか「ミクソリディアン」なんて言葉を使うことはまず無いでしょうからね。

この先チャーチモードについて勉強を進めていきますが、チャーチモードの機能やポジションを覚えるよりも前に、マズは7つのモードの名前を覚える必要がありますので、ここは多少強引ですけど語呂合わせで覚えてください。

チャーチモードの覚え方の語呂合わせとして音楽理論関係のWebサイトや教則書籍などでよく登場するのは「井戸振り見えろ」です。

「井戸振り見えろ」は「イ・ド・フ・リ・ミ・エ・ロ」とそれぞれモードの頭文字になっています。

  • ・・・イオニアン
  • ・・・ドリアン
  • ・・・フリジアン
  • ・・・リディアン
  • ・・・ミクソリディアン
  • ・・・エオリアン
  • ・・・ロクリアン

といった具合ですね。

名前だけでも覚えるのは大変ですけど、まずは名前を覚えておかないとこの先に進めませんし、このモードの名前ばかりは丸暗記せざるを得ないので、マズは7つのモード名を覚えましょう。

もう一度いいますけど「井戸振り見えろ」ですよ。

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