ゲディー・リー Geddy Lee

Rushのベーシスト兼ヴォーカリスト。

プレイスタイルは基本的には指1本によるフィンガーピッキングで、その人差し指1本から繰り出される音圧は強烈なものであり、更なる音圧を得る場合には手のひらをボディごと弦に叩きつけるスタイル。

メロディラインはうねる様な音選びが多用され、ハンマリング・プリング・スライド等を駆使してのフレーズ構築はジョン・エントウィッスルを彷彿とさせる。

実際のところゲディー・リーはジョン・エントウィッスルから多大な影響を受けており、フィンガーピッキングのスタイルだけでなく、メロディアスな音の選び方もジョン・エントウィッスル風で、そこにゲディー・リーの独特の風味付けがされている。

殆どのフレーズを人差し指1本で行うことから、そのスピードを補うためにレイキングを多用しよほどのことがない限りは他の指は使用しない。

ヴォーカリストとして歌いながらも、メロディアスで音数が多くパワフルなベースを弾きながら、更にはシンセ(手足を使用)を演奏するマルチプレーヤーぶりはなかなか真似できるものではない。

使用するベースは今現在ではFender社のものを使用しているが、RushファンにはRickenbacker 4001の印象が強いのではないでしょうか?(ジョン・エントウィッスルも使用していた)

1996年以降にはライブでの音圧の制御とバランスの改善を目的としてホールのコンソールに直接音声出力するようになったため、ステージ上に大型アンプを置くことはなくなった。
しかし、今まで巨大なキャビネットアンプを積み重ねていたステージにはアンプがなくなったことによる空き空間ができてしまい、このアンプを取り除いたことによるステージの空き空間を如何に活用するべきかという余計なジレンマが生まれた。

そのアンプがなくなったことによる空き空間を埋めるために、1996年ごろには昔ながらの家庭用冷蔵庫を配置してみたり、2002年のステージでは大型ランドリー(乾燥機つき)や、それ以降にはチキン・ロースター、蓄音機、ソーセージメーカー、ポップコーンポッパーなどさまざまなものが置かれるようになり、それぞれの家電製品には本物のアンプが配置されていたときと同じようにマイクが向けられるお茶目っぷり。

ちなみに、余談ではありますがゲディー・リーのストレートで心地よい声質による歌声は、70年代にはシャウトを多用して金切り声(かなりのハイトーンヴォーカルだった・・・)による歌唱法だったんですが、マイケル・シェンカーに「普通に歌ったほうが良いよ」とアドバイスされてからのもの。

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